マイクロスイッチのアクチュエータは、どこまで押し込んで使えますか?
スナップアクション機構のマイクロスイッチの場合、自由位置(FP)から動作位置(OP)まで押し込み、さらに、動作後の動き(OT最小)の70~100%まで押し込む必要があります。
動作位置では、接点の接触力が小さく接触が不安定であり、動作後の動きまで押し込むことにより、安定した接点の接触を確保できます。
例:FUスイッチ プリント板端子 ヒンジレバーの場合
OP:5.8±0.7mm OT最小:0.4mm
押し込み位置は、5.8-0.7-(0.4×70%~100%) となり、プリント板取付け面からレバー先端までが、最小4.7mm、最大4.82mmの位置となります。
レバーがボディーに接触しないように設定をお願い致します。
ストローク、動作力、接触力の関係を表した下図をご参照ください。
【マイクロスイッチのストローク、動作力、接点接触力の関係】
