温度調節器:ヒータ断線警報について
温度調節器:AC100Vの90Wのヒータは断線を検出は 可能でしょうか?
ヒータの電流値を計算で求め判断をします。
電力(W)=電圧(V)×電流(A)ですので、電流(A)=電力(W)÷電圧(V)
となります。
90(W)÷100(V)=0.9(A)となり、このヒータの定格電流値は0.9A
となります。
5Aの場合、ヒータ断線警報電流値は0.0~5.0Aの範囲で設定可能ですので使用できます。
同様に10Aなら0.0~10.0A、20Aなら0.0~20.0A、50Aなら 0.0~50.0Aまでの範囲で設定が
可能です。
ただし0.0Aに設定すると警報は動作しませんのでご注意ください。
※ヒータ断線警報機能付きタイプは KT4・KT4H・KT7・KT8・KT9シリーズのみです。
KT2・KT4B・KT4R・KT8R・KT9Rには ヒータ断線警報機能はありません。