EX-11Bにスリットを付けて、検出物体を小さくできますか?
EX-11Bにスリットを付けて、検出物体を小さくできますか?
結論:残念ながら、検出物体を小さくすることは、できません。
EX-11Bは、フラットONタイプです。
フラットONタイプ用のスリットは、OS-EX10-12、OS-EX10-15の2種類で、スリット
サイズは、それぞれ、Φ1.2mm、Φ1.5mmです。
スリットを投光器・受光器両側に装着した場合、透過型光電センサの特性上、検出物体は
スリットサイズになるので、仮に、スリットサイズの小さいOS-EX10-12(Φ1.2mm)を、
EX-11Aの両側に装着したとすると、最小検出物体は、スリット装着上の特性としては、
スリットサイズのΦ1.2mmとなります。(表1参照)
(注1):片側のみ装着の場合は、検出物体を小さくすることはできません。

しかしながら、EX-11Bにはすでにセンサ内部にΦ1mmのスリットが内蔵されており、
最小検出物体は、 仕様上、Φ1mmとなっています。 (表2参照)

すなわち、仮に、EX-11BにΦ1.2mmスリット(OS-EX10-12)を装着したとしても、
最小検出物体を小さくすることはできず、無意味となります。
このため、OS-EX10-12の装着対象商品は、EX-19□、EX-13□、 EX-17□としており、
EX-11B(EX-11□)は、装着対象商品には入っておりません。 (表3)
(□には、Aまたは、Bが入ります。)