SL-VCU1のE-4は、どのようなエラーですか?
SL-VCU1のE-4は、どのようなエラーですか?
SL-VCU1のエラー E-4は、未認識アドレスの存在となります。
未認識アドレスが存在する原因として、次の2通りが考えられます。
(1) 未認識ユニットの追加
(2) 重複アドレスの修復
例(1) 未認識ユニットの追加
システムセット後にS-LINK Vユニットを追加すると、システムセット時に認識したアド
レス以外のアドレスが追加されることになり、未認識アドレスが存在することになります。
図1の構成例の場合、システムセットにより認識されているアドレスは、
0、8、16、24、32、40、48、56 となります。
ここに、図2のようにアドレス4のユニットが追加されると、アドレス4は最初のシステム
セットで認識されていないため、未認識アドレスが存在することになり、エラー E-4とな
ります。

例(2) 重複アドレスの修復
システムセット時にS-LINK Vユニットのアドレスが重複していると、修復した際に未認
識アドレスが存在することになります。
図3の構成例の場合、システムセットにより認識されているアドレスは、
0、8、16、24、32、48、56 となります。
図4のように重複しているアドレス32の一方をアドレス40に修復すると、アドレス40
は最初のシステムセットで認識されていないため、未認識アドレスが存在することになりま
す。
