PV200シリーズ I/Oでテンプレートの再登録
PV200 / PV230 / PV240 / PV260
スマートマッチング及び輪郭マッチングのチェッカのテンプレートを外部機器からの
信号によって更新するときに使用します。
再登録するチェッカ No.(0~31)を IN0~4 に、テンプレート No. (0~7)を IN5~7
に指定した後、テンプレート再登録信号を入力すると、テンプレート再登録が実
行します。
I/O インターフェースでテンプレート再登録する場合は、チェッカ No.は 0~31 の
範囲、テンプレート No.は 0~7 の範囲に限定されます。
テンプレート登録方法を「共通使用可能」に設定し、テンプレートをチェッカ共通
で登録している場合も、再登録の方法は上記の通りです。
【手順】
1.IN0-4 に、再登録を行なうチェッカ No. を指定してください。
このとき、IN0-4 は、テンプレート再登録信号入力の 1msec 以上前に入力してください。
IN0-4 へのチェッカ No. 指定方法
チェッカ No. IN4 IN3 IN2 IN1 IN0
0 off off off off off
1 off off off off ON
2 off off off ON off
:
29 ON ON ON off ON
30 ON ON ON ON off
31 ON ON ON ON ON
2.IN 5-7 に、再登録を行なうテンプレート No. を指定してください。
このとき、IN5-7 は、テンプレート再登録信号入力の 1msec 以上前に入力してください。
輪郭テンプレートの場合はテンプレート No.を 0 に固定してください。
IN5-7 へのテンプレート No. 指定方法
テンプレート No. IN7 IN6 IN5
0 off off off
1 off off ON
:
5 ON off ON
6 ON ON off
7 ON ON ON
3. REDY 信号の ON を確認して、テンプレート再登録信号を入力してください。
4.PV200 はテンプレート再登録信号の入力を確認すると、REDY 信号を OFF します。
5.PV200 はテンプレート再登録を実行します。
6.テンプレート再登録完了後、REDY 信号が ON します。
7.テンプレート再登録信号、および IN0-7 信号は、
次回 PV200 に STRT 信号などの信号を入力する前に OFFしてください。
【留意事項】
1.テンプレートは全品種共通です。
2.他の品種のチェッカが、同じテンプレートを使用している場合は、
テンプレート画像が自動的に更新されます。また、輪郭マッチング、
スマートマッチングのテンプレートとも共通使用となります。
3.スマートマッチングと輪郭マッチングで同じテンプレートを
使用している場合は、スマートマッチングのテンプレート再登録を行なうと、
輪郭マッチングのテンプレートも変更されます。再登録の実行は注意して行ってください。
4.I/Oで使用できるテンプレートNo.は、0~7のみです。
5.A100/A200系は、IN5-7の入力が不要でした。 PV200シリーズでは必要です。