レーザマーカ全般

レーザマーカ全機種:「“丸”の中に英数字などを入れた文字」の作り方

レーザマーカ全機種:「“丸”の中に英数字などを入れた文字」の作り方

レーザマーカに添付されたフォントを流用して、「の中に英数字などを入

れた文字」を作ることができます。

作った文字はユーザ登録文字に追加して、使用する事が出来ます。Fig-01

今回は、ORG3.FON「○」「A」での作成手順を説明します。

■事前準備

 使用するソフト

 ・フォントメーカ(レーザマーカ添付CD内に収録)

 ・メモ帳(Windows PC 標準ソフト)

 使用するデータ

 ・ORG3.FON(レーザマーカのフォント:オリジナル3)

 ・USER.FON(レーザマーカのフォント:ユーザ登録文字)

  (注)LP-300シリーズのみ、JIS1.FONにユーザ登録文字が収録されて

     います。詳細は操作マニュアルをご覧ください。

  ※これらのデータは、適当なフォルダを作成してまとめておくと、作業  

   が効率的です。

■手順

ORG3.FONから、必要なフォントのデータをコピーします

1:「フォントメーカ」を立ち上げ、メニューバーの「ファイル>開く」で

  「ORG3.FON」を開き、文字一覧の「A」ダブルクリックします。

Fig-02

2: 「A」文字イメージウインドの上で左クリックします。

  そのまま「Ctrl+C」を押し、コピーします。

3:メモ帳を開き「A」と入力しリターンキーを押します。

  段落が変わったところで「Ctrl+V」を押し、ペーストします。

  メモ帳に、「A」の文字データが貼り付きました。

Fig-03

4: 「A」の文字イメージウインドの「X(閉じる)」を押します。

  ポップアップの「ファイルを更新しますか」は「いいえ」を押します。

Fig-04

5:次に、文字一覧の「○」ダブルクリックし、「A」の場合と同様にデータ

  をメモ帳に貼り付けます。

Fig-05

Fig-06

6: 「○」の文字イメージウインドの「X(閉じる)」を押します。

  ポップアップの「ファイルを更新しますか」は「いいえ」を押します。

・文字を作成し、USER.FONに登録します

7:フォントメーカのメニューバーで「ファイル>開く」で「USER.FON

  を開き「(文字の新規作成)」をクリックします。

  空白の「文字イメージ」が開きます。

Fig-07

8:メモ帳の「A」の部分を選択して「Ctrl+C」を押し、コピーします。

  空白の文字イメージ」のウインドを左クリックし「Ctrl+V」を押し、

  ペーストします。 「A」が貼り付きます

Fig-08

9:このままでは大きいので「変換>拡大縮小」を選び、以下のように設定

  し、「OK」を押します。

   X倍率:0.7  ・Y倍率:0.7

   ・中心(X)512 ・中心(Y)585

  70%縮小された「A」が出来ました。

Fig-09

※倍率は「○」に重ならない程度にしています。必要に応じて変更してみてく

 ださい。

※中心(X)と中心(Y)の値は、「○」の中心座標です。必要に応じて「変換>平

 行移動」などで調整してみてください。

10:メモ帳の「○」の部分を選択して「Ctrl+C」を押し、コピーします。

  次に、70%縮小された「A」の「文字イメージ」のウインドを左クリッ

  クし「Ctrl+V」を押し、ペーストします。

   「○」の中に「A」が入った文字が出来ました。

Fig-10

11:「文字の更新ボタン」を押して、文字をフォントに登録します。

Fig-11

12:「ファイル>名前を付けて保存」を押し、新しい「ファイル名フォ

  ント名」を入力して保存します。

以上が作成手順の全てです。作成したフォントファイルを、レーザマーカ

や設定ソフト(Laser Marker NAVI smart など)に登録して、印字にご使用

いただけます。

また、この方法は「四角・三角」などにも応用できます。よろしければお試

しください。

関連するFAQ

レーザマーカのフォント形状

「文字高さ」と「文字幅」の関係

「直線」と「プロポーショナル」で異なる「文字間隔」の意味

「線幅」とは何ですか。

太文字が作れませんでした。(原因:フォントの場合)

太文字が作れませんでした。(原因:設定値の場合)